ぷちはにずむ

2015年3月5日から「ぷちはにブログ」にて更新開始

蜜蝋キャンドル*ろうそくの芯コーティングする?しない?燃焼の違い

by puchihani | 2014-09-06 16:44 | 蜜蝋キャンドル作り方
c0188330_1620919.jpg

お客様から「(キャンドルの)芯は蜜蝋でコーティングされていますか?」というお問い合わせをいただきます。

キャンドルに火を灯し、どのように燃焼するのか。溶けていく蝋の素材を選ぶことは、直接、蝋に触れる過程を考慮すると看過できないことです。燃焼には、蝋の他に「芯」が必要です。芯選びの基準のひとつに、芯が蝋でコーティングされているか、いないかがあります。

芯のコーティングとは何か?

(芯の)コーティングとは、芯の下処理、つまり芯を溶けた蝋で浸し、蝋を芯に染み込ませる工程を含みます。この蝋の種類は、キャンドル素材と同質・同色にすることで、燃焼の安定と美しさを得ることができます。

芯を蝋でコーティングする利点

・芯を水分から守ることができる

芯を濡らしてしまって乾燥させたり、湿度が高くて保管に気を遣われる必要がございません。

・芯に張りを与えられる

弊店で使用している芯は綿100%です。繊維が細く構造上しなやかですので、意図しない方向に寄れたりします。コーティングすることで、芯が蝋に冷え固められ、まっすぐな状態を保ち得ます。このため、芯を蜜蝋シートで巻きやすくなりますし、直立する芯への点火が楽になります。

・芯だけが燃焼することを回避できる

キャンドルは、芯が蝋を吸い上げることで燃焼を持続させることができます。たとえ、あらかじめ芯に蝋が染み込んでいない状態(つまり、未コーディングの芯)であっても、炎の熱で周囲の蝋が溶け、芯の燃焼を助けます。一方、燃焼前に芯が蝋でコーティングされていると、燃焼時、芯が蝋を吸い上げる速度が穏やかになります。すると、燃焼と溶解のバランスが保たれ、炎の大きさが一定し、溶け残しの蝋が減ります。途中、火が消えてしまっても、再点火する芯の先端は蝋で覆われているため、点火しやすいです。

芯素材を変更、燃焼時間延長

c0188330_16195778.jpg

上掲の写真左は、2014年8月まで弊店が扱っておりました未コーティングの芯です。そして、写真右が2014年9月から扱っております新しいコーティング済みの芯です。「芯素材の変更」と「コーティング処理」を施しましたところ、燃焼時間が延長し、炎が穏やかに小さくなりました。

例)10.5センチ×14センチの蜜蝋シートを燃焼させた場合。旧・未コーティング芯は約90分 → 新・コーティング芯は約150分

なお、この燃焼時間延長は、芯のコーティングがあるかないかということよりも、芯素材の変更が大きく起因しています。実際、同質の芯素材を同環境下で、コーティングありなしの比較燃焼させたところ、燃焼時間に目立った変化はありませんでした。

c0188330_16202198.jpg

キャンドルの蝋と芯選び。そこに求められるものは、炎の均一な安定と美しさ。計算された整合性は、燃焼の揺らぎの不定期なニュアンスによって意味を持ち得るのかもしれませんね。

キャンドル燃焼の様子をタイムラプスで撮影しました。弊店販売中の蜜蝋シート付属の芯を使用し、蜜蝋シートのサイズは、10.5センチ×14センチです。秋から冬にかけて、あたたかな手のぬくもりをシートに込めます。そして、炎の熱と光によって、凛とした空気をふんわりさせる季節に立ち会える喜びを日々思います。




蜜蝋とキャンドル芯のはちみつショップぷちはに



にほんブログ村 ハチミツ・ローヤルゼリー


にほんブログ村 手づくりキャンドル


にほんブログ村 ハンドメイドブログ


[PR]
<< PayPal決済対応のご案内 ... 富山県立山山麓の(国産)蜂蜜残... >>